機能不全家族で育ったこと
自分の生きづらさについて考え続けて、たくさん本を読んだ。
今日はアダルトチルドレンについて知っていることをざっくり書く。
アダルトチルドレンとは。
アダルトチルドレンは、簡単に言うと大人になりきれなかった大人と今の私は理解している。
機能不全家族という言葉がある。
家族には機能があり、お互いに影響しあって生活している。
親は親としての務めがあって、子どもは守られた暮らしの中で愛情を貰って幸せを享受する。
はず。
親が何らかの理由で子どもに対して十分な関わりをしなかった場合、子どもは子どもらしく過ごせない。
十分な関わりには、金銭的なものだけではなく、子どもを褒めるとか、認めるとか、もっと下のレベルの安全を保証するとか、そういうことも含まれる。
アルコール依存症のうちの子ども
アダルトチルドレンの概念ができたのは、アルコール依存症家庭の子どもが
- やたらと良い子である
- 不良
どちらかの確率が非常に高い、ということから作られたらしい。
アルコール依存症の父がいて、そのフォローに振り回される母がいて、子どもは安心して家庭で過ごせない。
不良になるのは簡単。
そうでない子は、親のかすがいとなって親の顔色を伺いつづけたり、あるいは親の面倒を見ることになる。
そういう子どもは、子ども時代に育まれる自己肯定感だったり安心するという感覚だったり、そういうものが得られずに大人になって、生きづらさを感じることになる。
それがアダルトチルドレンと名付けられた。
ざっくり今のところはこんな理解だけど、専門書とか読み返したら細部が違うかもしれない。
でも、こういう知識を得る事は、少なくとも
私の生きづらさは私がポンコツだから悪いという解釈を少し否定してくれるので、嬉しい。
ADHDについてはまた今度。